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【レポート】乗鞍で見て聞いてゼロカーボンを考えよう<ゼロカーボンin乗鞍>

エリア : 松本市

令和6年8月6日に、環境省の「脱炭素先行地域」に選定された「乗鞍高原地域」で現地の見学や地元関係者の講演を含む「ゼロカーボンミーティング」を開催しました。

前半は、「一の瀬園地」を地元の大野川区町会長に乗鞍の成り立ちや、一の瀬園地の説明や取組について説明していただきながら、まいめの池周辺を見学し、賑わいのある観光地づくりに地域住民が主体的にかかわることで地域と自然が持続可能になることを学習するとともに、地域住民の思いや悩みを体験しました。
参加者も町会長に積極的に質問しながら見学していました。

後半は、「松本市ふれあいパーク乗鞍」において、講演と、意見交換会を行いました。
講演では「のりくら高原ゼロカーボンへの取組」と題して、のりくら観光協会長から将来の乗鞍の危機からくる地域の課題とその取組について説明いただきました。これらについて地域住民と共通の認識をもつとともに、目指す姿を地域住民が主体となってビジョンとしてまとめ、多くの住民を巻き込みながら取組を推進している姿を学習しました。参加者はメモを取りながら熱心に聞いていました。
意見交換会では、参加者同士が見学を通して思ったことや考えたことなどを中心に、地域の課題やゼロカーボン等について幅広く話合いました。意見が活発に出て、真剣に話合う姿が見受けられました。

これから乗鞍を観光で訪れる方も多くいらっしゃると思いますが、観光するだけではなく、ぜひ環境の視点でも乗鞍を考えてみてはいかがでしょうか。

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