乗鞍高原は、標高3026mの乗鞍岳の裾野に広がる山岳地に位置し、古くから人々の生活が営まれる「住む」アルプスと言われています。この地域では、自然と共に暮らしが営まれてきましたが、気候変動の影響により高山植物や動植物が絶滅の危機に瀕していたり自然環境が変わることで乗鞍に住む人々の暮らしにも影響が出てきます。
乗鞍ゼロカーボンラボトリー(以下、乗鞍ゼロラボ)とは、「残したい暮らしと、つくりたい暮らし」をテーマに乗鞍高原という小さな地域で実践を繰り返し、その過程をいろんな人と学び合い、共有していくラボです。地域コミュニティから脱炭素先行地域をどのように作り営んで行くのか実践を通じて学んでます。
乗鞍高原をフィールドに各地域でのゼロカーボン実践者とのトークイベントをはじめ、乗鞍ゼロラボの取り組みブース、乗鞍一ノ瀬草原の資源を活用した商品開発や体験型コンテンツ、地域脱炭素に貢献している事業者、松本市内のエシカルな飲食店の出店を企画しています。また、より良い開催環境の整備に向けて事前アンケートをお願いしております。
皆さん遊びに学びにご参加ください!
NORIKURA ZERO CARBON FESTIVAL~乗鞍からはじまる新しい暮らしや遊びの見つけ方~
<NORIKURA ZERO CARBON FESTIVALプログラム>
▼トークセッション
各地域の自然や暮らしに根付いて活動されている実践者を交えて取り組みのきっかけや活動を続けるためのヒントを共有してもらいます。クロストークや質疑応答のお時間も用意しております。
第一部:地域だからこそ考えるべき気候変動と地方創生 10:00‐12:00
地域コミュニティが抱える気候変動の脅威 ~ローカルから世界を変える~
登壇者:小松吾郎 POWJapan 代表理事
乗鞍が直面している気候変動と社会課題の向き合い方 ~地域のサステナビリティが持つ力~
登壇者:藤江佑馬 Raicho Inc. 代表
第二部:「遊ぶ」が作り出す自然とのかかわり方 13:00‐14:30
日本初!国立公園のマウンテンバイクのパブリックトレイル ~その誕生秘話とこれから~
登壇者:山口 謙 ノーススター代表
機能性の先へ ~STATICが描く持続可能なアウトドアアパレル~
登壇者:田中健介 STATIC 代表
第三部:森の豊かさが私たちの暮らしの糧になる~観光林業から考える乗鞍の暮らし~ 14:45‐16:30
乗鞍がめざす観光林業~100年先も続く自然を残すための挑戦~
登壇者:
・奥田祐輔 大野川区林野土木部長
・柿澤 徹 オガサワラ林業所属 指導員
これからの森との関わりを考える~ローカルだからこそできる、資源循環の在り方~
登壇者:
・木下荒野 小布施牧場 代表
・奥田悠史 やまとわ 取締役/森林ディレクター
▼自然と共生する暮らしを感じる体験型コンテンツ
開催会場である乗鞍一の瀬草原で間伐された白樺を活用したワークショプや生命の源でもある「土」を感じる体験型コンテンツを多数用意しております。詳細はウェブサイトを御覧ください。
アロマスケープデザインaoian.:乗鞍一の瀬草原で採集された白樺やノイバラを活用したオリジナルアロマキャンドルづくり
kamba:乗鞍一の瀬草原の間伐材・白樺を活用したコースター作り体験
のりくら自然保育木のこ:森の枝や木の実を使って、えんぴつやアクセサリーをつくるワークショップ
音と土と表現–綾– :土から生まれ、土に還る天然の染料を使った「ベンガラ」染め体験(型染め)
▼エシカル出店店舗(長野県中心)
出店店舗は随時ウェブサイトの方で更新いたします。
【飲食】
Emmエミリ
【販売】
michi incense..
STATIC
ネイバーズmatsumoto
【ゼロカーボン技術】
(株)日本ソーラー システム長野
(株)山風舎『安曇野ストーブ』
開催日 | 2024年10月26日(土) |
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時間 | 10:00(会場9:30)-17:00 |
会場 | Cafe and Gallery KURUMu(長野県松本市安曇4307-1 乗鞍高原 一の瀬草原 Cafe and Gallery KURUMu前駐車場内) |
アクセス情報 | 松本ICから約1時間(ぜひ乗り合わせでお越し下さい) |
申し込み | 公式HPより、アンケートの回答にご協力をお願いいたします(周辺の飲食店が少ないため、合わせてお弁当のご予約もいただけると幸いです)
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協力 | くらしふと信州 |
主催 | (一社)アルプス山岳郷(乗鞍ゼロカーボンラボラトリー) E-Mail zerolabo.norikura@gmail.com URL https://alps-sangakukyo.jp/ |