信州ゼロカーボンBOOK

長野県で「2050ゼロカーボン」を実現するために

  1. 使うエネルギー量を7割減らす
  2. 再生可能エネルギーを3倍以上に増やす

2010年度実績に対する2050年度目標
*太陽光、風力、水力など自然の仕組みを利用して得られる、CO2を出さないエネルギー

長野県のCO2排出量の7割は事業活動に伴うものです。
ゼロカーボンを実現するためには、事業者の皆様のご理解・ご協力が不可欠です。

【事例】エネルギー使用量の“見える化”でコスト削減

店舗・業務ビルの省エネは、空調・照明の見直しから!

経費をかけずに、すぐにできる!

  • 作業に支障がない範囲で、部分消灯や間引きをすることで省エネに!
  • 室内温度を1℃緩和するだけで、約10%省エネに!
  • 室外機の熱交換部分(フィン)を清掃すると、約5%の省エネに!

設備投資も、投資回収後は儲けに!

  • 蛍光灯や水銀灯等をLED照明に取り替えると、電力消費量を約5割から9割削減可!
  • 蒸気配管の保温にかかった費用を約半年で回収できた事例も!

設備更新は、省エネのチャンス!

  • 空調設備を最新の高効率機器に更新すると、省エネに!
  • 老朽化したチラー、ボイラー等の熱源機器を高効率タイプに更新すると省エネに!

工場の省エネは、エネルギーの見える化から!

  • エネルギーの見える化とは、電気やガス等のエネルギーをいつ、どこで、どの程度使ったのかを数値やグラフで表示・共有できるようにすることです。
  • 見える化したデータと、工場の稼働状況(いつ、何が、どの程度稼働したのか)を照らし合わせることで、改善すべき課題が明らかになります。
  • 課題の解決策を検討・実施して、その結果を確認する体制を整備することも重要です。
  • 計測器がない場合は、定格値と稼働時間からエネルギー使用量を推計することもできます。

見える化のイメージ

“くらしふと”したくなったら