化石燃料の消費により、CO2の排出量が増え、気温も上昇!
化石燃料の消費によるCO2排出量の増加等に伴い、世界の平均気温が上昇しています。世界は今、化石燃料を使わない社会の実現を目指して、大きく動き出しています。
〔出典〕CDIAC「Global Fossil-Fuel Carbon Emissions」他より作成
〔出典〕気象庁データを基に作成
このまま何も対策しなければ、今世紀末には気温が約2.6〜4.8℃上昇
2015年に締結されたパリ協定では、地球の平均気温の上昇を2℃未満に抑え、できれば1.5℃以下とするために、今世紀後半にCO2等の温室効果ガス排出量を実質ゼロとすることが国際的な目標とされました。地球温暖化によって次のような影響があると予測されています。
- 温室効果ガスの継続的な排出は、更なる温暖化と気候システムの変化をもたらす。
- このまま何も対策しなければ、今世紀末には気温が約2.6〜4.8℃上昇する。
- 人々や生態系にとって深刻で広範囲にわたる影響が生じる可能性が高まる。
〔出典〕地球温暖化防止コミュニケータープレゼンテーション資料「私たちの暮らしと地球温暖化」を基に作成
〔出典〕IPCC 第5次評価報告書
温室効果ガスにはどんな種類があるの?
温室効果ガスには、76%を占めるCO2の他、メタン(CH4)16%、一酸化二窒素(N2O)6%などがあります。CO2の約25枚の温室効果があるメタン。温暖化で北極域の永久凍土が解けて大量に放出されることが懸念されています。