「2050ゼロカーボン」ってなに?
2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすること
化石燃料の消費により、CO2の排出量が増え、気温も上昇!
〔出典〕CDIAC「Global Fossil-Fuel Carbon Emissions」他より作成
〔出典〕気象庁データを基に作成
地球の平均気温が上がっていくことを「地球温暖化」といいます。実際、2017年の時点で既に地球の平均気温は、産業革命前と比べると約1℃上昇しています。
地球を取り囲む温室効果ガスには、太陽の光で暖められた熱の一部を宇宙へ逃さないようにする働きがあり、このガスのおかげで世界の平均気温は14℃前後に保たれてきました。
気温が上がったのは温室効果ガスが増えすぎたから。その大半を占めるのが二酸化炭素です。 〔出典〕IPCC「1.5℃特別報告書」気象庁ホームページ
温室効果ガスにはどんな種類があるの?
温室効果ガスには、76%を占めるCO2の他、メタン(CH4)16%、一酸化二窒素(N2O)6%などがあります。
CO2の約25倍の温室効果があるメタン。温暖化で北極域の永久凍土が解けて大量に放出されることが懸念されています。
- カーボン二酸化炭素(CO2)の炭素(C)の英語「Carbon」。
- 実質ゼロ森林が吸収する二酸化炭素の量などを差し引いて、全体を±0(プラマイゼロ)とすること。
植物は日光があたるとCO2を取り入れて酸素(O2)を出します。 - ゼロカーボン「カーボンニュートラル」「脱炭素」ともいいます。
- 化石燃料地下から掘りおこして使う石炭・石油・天然ガスのこと